子育てガイド・お手伝い

きょうだいのお手伝い分担、どう決める?当番表の作り方

約6分で読めます · 2026-10-04 更新

子どもが一人のうちは、お手伝いの分け方もシンプルです。二人、三人になると聞こえてくるのが「なんで〇〇はやらなくていいの?」「いつも私ばっかり」。きょうだいで公平さを気にするのはよくあることで、わがままというわけではありません。分け方がはっきりしていて目に見えれば、もめごとの多くは前もって防げます。

公平とは「同じ量」ではなく「同じくらいわかりやすいルール」

5歳と11歳に同じお手伝いを任せると、どちらかにとっては不公平になります。うまくいく公平さは、全員が「自分の担当」「なぜその分け方か」「いつ見直すか」をわかっていることです。

  • 数を同じにするのではなく、難しさで分ける。
  • 上の子は難しいお手伝いを受け持ち、そのぶんコインやご褒美を多めにして、がんばりと見返りをそろえる。
  • 下の子には、大きくなったらどんなお手伝いができるかを伝え、「まだダメ」を「もうすぐできる」に変える。
  • 「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」を理由にしない。具体的な分け方のルールで説明する。
  • ルールは紙に書いて、みんなが見える場所に貼る。

最初に、お手伝いを3つに分ける

割りふる前に、家のお手伝いを子どもと一緒に書き出して、3つに分けてみましょう。全員がやること、交代でやること、自分で選べることがひと目でわかります。

種類内容例
自分のこと自分のものは自分で。当番にはしないおもちゃの片付け、ランドセルの準備、脱いだ服を洗濯かごへ
当番のお手伝い家族みんなに関わること。決まった周期で交代お箸並べ、ごみ出し、ペットのごはん、テーブルふき
自由参加のお手伝い追加のお手伝い。先に手をあげた人が担当洗車、物置の整理、大掃除の手伝い

「自分のこと」は全員がやるので比べる必要がありません。工夫が必要なのは、当番と自由参加の2つです。

当番表の3つのパターン

パターンしくみ向いている家庭
週ごとのローテーションお手伝いをいくつかのグループに分け、毎週次のグループへ交代年齢やできることが近いきょうだい
レベル別ローテーションかんたんグループとチャレンジグループに分け、下の子はかんたん、上の子はチャレンジの中で交代年齢差が大きいきょうだい
場所の担当制玄関、食卓など、一人一か所を受け持ち、月ごとに交代一つのことをじっくり極めたい子

どのパターンでも、交代の日は固定しましょう(例:毎週日曜の夜)。交代の日に翌週の当番表を家族で確認し、不満はそこで出してもらいます。途中で抗議が始まるのを防げます。

「ずるい!」と言われたら

どんなにルールを工夫しても、「ずるい」は出てきます。すぐに言い返さず、次の順番で対応してみましょう。

  1. 最後まで聞いて、気持ちを言葉にする。「自分ばっかりやってる気がして、くやしいんだね」。
  2. 貼ってある当番表に戻り、今週の担当を一緒に確認する。
  3. ルールに本当に穴があったら認めて、次の交代日に直すと約束する。
  4. ルールに問題がなければ、落ち着いて一度だけ説明し、言い合いには乗らない。
  5. きょうだいの前で「どっちが上手か、早いか」を比べず、一対一で話す。

家族みんなで目指す目標を一つ

当番表は一人ひとりの責任を、共通の目標は「みんな同じチーム」という気持ちを育てます。たとえば、今週家族でお手伝いを決めた数だけ達成したら、週末はみんなでピクニックや映画の日に。

  • 一番小さい子も参加できる目標にする。
  • ご褒美は一人ずつ配るものではなく、家族で一緒に楽しめること。
  • 上の子は「リーダー」として進み具合を伝えたり下の子を手伝ったりする。ただし、叱る役ではない。
  • 達成したらみんなでお祝い。届かなくても誰のせいかは探さず、翌週また挑戦。

HomeQuestが手伝えること

HomeQuestのギルドホールには、家族全員が並びます。当番のお手伝いは7日間の継続型クエストにして、その週の担当の子に割り当て。自由参加のお手伝いは割り当てずに出しておけば、子どもが自分で受けられ、早い者勝ちになります。子どもが完了を報告し、親が確認するとコインが入ります。

ギルドレポートでは今週・今月を切りかえて、メンバーごとに何件クエストを達成したかが見られます。交代日に家族で見れば、「どっちが多くやったか」を記憶で言い合う必要がありません。クエストに付けるご褒美は、一人ずつの特別な権利でも、家族みんなで楽しむお出かけでも自由に決められます。

よくある質問

上の子が「自分ばかり多い」と不満を言います。

実際に難しいお手伝いを受け持っているなら、まずそれを認めましょう。そのうえで、難しいクエストのコインを多めにする、年齢に合った特別な権利をつくるなど、がんばりが見える形にします。

下の子がうまくできないとき、上の子に手伝わせていい?

声をかけるのはいいですが、当たり前の義務にはしないようにしましょう。自分から手伝ってくれたら具体的にお礼を。継続的に手伝いが必要なら、それ自体を一つのクエストにします。

双子や年の近いきょうだいはどう分ける?

できることが近いなら、週ごとのローテーションが一番シンプルです。どちらが先に選ぶかも毎週交代にすると、「いつも先に選んでずるい」が減ります。

一人ひとりのクエストも、みんなのがんばりも見える

HomeQuestは無料。子どもはQRコードを読みこむだけで参加でき、メールアドレスは不要です。

あわせて読みたい